フォーサイト社労士通信講座の評判を特徴から検証!合格率は?

社労士試験の学習法
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社会保険労務士試験の研究をしている「社労士M」と申します。

私は、2024年向けフォーサイト社会保険労務士通信講座を無料体験しました。今回はその体験とX(旧Twitter)の評判等を基にして、講座の特徴やメリット・デメリットをお伝えします。

また客観的なデータに基づいたフォーサイト社労士通信講座の合格率についてもお伝えしますので、そちらもぜひご覧ください。

今回の記事でわかること

  • 社会保険労務士試験の制度と難易度
  • フォーサイト受講生の合格率
  • 使用する教材等の特徴
  • スキマ時間を意識した学習スケジュールについて
  • フォーサイト受講生へのサポート体制
  • フォーサイト社労士通信講座のメリット&デメリット
  • フォーサイト社労士通信講座が向いている方
  • フォーサイト社労士通信講座の無料体験の方法

下の目次を開きますと「今回の記事でわかること」に関連した項目に飛ぶことができます。

社会保険労務士試験とは【試験制度と難易度】

社会保険労務士試験は、毎年一度、8月第4日曜日に実施されます。試験は午前と午後の二部構成で、午前に「選択式試験」が、午後に「択一式試験」がおこなわれます。

選択式・択一式の各試験には「合格基準点」が設けられており、総得点と科目別得点のそれぞれに適用されます。つまり、全体の得点だけでなく、各科目ごとの得点でも合格基準点に達していなければならないという厳しい基準が設けられているのです。

こうした合格基準ですから、一部の科目が優秀でも合格はできず、すべて科目で理解度が問われる、非常に厳しい試験といえます。

また、社労士試験は2015年(平成27年)から著しく難化しました。

下の表は、現行の試験制度がスタートした2000年(平成12年)から2014年(平成26年)までの合格率です。

表中期間の平均合格率は8.4%となっています。

ところが、著しく難化した2015年以降の平均合格率(下の表)は5.8%まで低下しており、直近の令和5年試験の合格率は6.4%となっています。

 

ちなみに令和3年試験は、近年としては珍しく7.9%と高い合格率となりましたが、そのことで難易度が低下した訳ではありません。

難易度が低下していない理由については、下の参考記事でくわしく解説しています。

また平成27年試験以降に難化した理由についても、下の参考記事でくわしく解説しています。

このように、2015年以降の社労士試験は著しく難化しましたが、資格スクール受講生の合格率は、2015年以降も概ね10%から20%台で推移しています。

今回の記事でお伝えするフォーサイトの社会保険労務士通信講座は、客観的な合格率が20%超えており、効率よく合格したい受験生にはおすすめのスクールです。

フォーサイト社労士通信講座の概要

フォーサイト社会保険労務士通信講座は「合格点主義」に基づき、過去問を徹底的に分析した講座を提供しています。

合格点主義とは、フォーサイト独自のシステムにより、膨大な過去問をデータベース化して分析し、出題トレンド・難易度・所用学習時間を詳細に算出して、合格点に照準を合わせ講座を提供する考え方をいいます。

この合格点主義に基づいたテキストは、過去に何度も問われる論点を見逃さず収めているので、受講生からはとても好評です。

もちろん合格点主義にはデメリットもあり、その点については後述します。

フォーサイト社労士通信講座の特徴


フォーサイト社労士通信講座では、フルカラーテキストやeラーニングシステム「ManaBun」など、受講生に使い勝手が良い教材・サービスが提供されています。

また、受講生合格率は高く、低額な受講料の割にコストパフォーマンスが優れているのもフォーサイトの特徴です。

ここからは、コストパフォーマンスに優れるフォーサイトの社労士通信講座の特徴について、詳しくお伝えします。

高い受講生合格率

フォーサイトが、自社ホームページで公表している合格率は、22.4%(令和4年試験)と高く、全国平均の4.23倍と謳っています。

また客観的なデータでも高い合格率は裏付けらており、「教育訓練給付金制度」を利用してフォーサイトを受講した方の合格率は、以下のような数値です。

【平成29年度から5年間の受講生合格率】

バリューセット1バリューセット2合計
受験者数3,720人3,807人7,053人
合格者数779人849人1,628人
合格率20.9%22.3%21.6%

【令和3年の「バリューセット3」受講生合格率】

受験者数326人
合格者数109人
合格率33.4%

参照:厚生労働省「教育給付金制度」検索ページ

客観的なデータを見ても、多くの受講生が合格していることがわかります。

フォーサイトの謳っている「合格点主義」は、このような高い合格率で裏づけられているのです。

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高い合格率を誇るフォーサイトでは、社労士試験受験生に向けた「ウェビナー(不定期)」を開催しています。くわしくはこちらのページをご覧ください。
なお、参加は無料ですが、事前に申込が必要です。

「合格点主義」に基づく良質な教材等

ここからは、現役社労士としての視点も交えて、フォーサイト社労士通信講座が提供する教材等についてお伝えします。

フルカラーテキストについて

フォーサイト社労士通信講座で使用されるテキストは、基礎講座に対応したものが10冊、直前対策講座に対応したものが5冊、入門講座に対応したものが1冊と、合計16冊が用意されています。

ちなみに「入門講座」は、社会保険労務士に関係する法律の全体像をつかむための講座で、基礎講座に入る前に初歩の初歩を学ぶものです。

入門講座は、学習経験者であっても基本的事項を振り返る際に役立ちますので、再チャレンジする場合でも重宝するでしょう。

下のポストをされた方は、入門講座で土台が固まったとの評価されています。

フォーサイトは、社労士通信講座で使用するテキストを「合格点主義」のテキストと謳っています。その内容は試験範囲を網羅的に掲載したものではなく、あくまでも合格するために必要な知識だけ掲載したものとなっています

実際にテキストを手に取ってご覧になりたい方は、こちらのページから「サンプルテキスト」(ページ下部)をご請求ください。

下のポストの方は、インプット講義が24時間で終了する「社労士24」と、フォーサイトのテキストを比較しています。

合格に必要な知識だけしか掲載していない割には、分厚くしっかりとしたつくりであることがわかります。

また、フォーサイト「バリューセット1」を受講してわずか4ヶ月で合格された方は、テキストについて次のような感想を語っています。

1ページ1ページ、覚えるべき箇所がちゃんと記憶に残ります。

重要度で色分けされているフォーサイトのフルカラーテキストは、見やすく、勉強していて記憶に残るページ展開が良かったと思います。

講義DVDを見る時には必ず開き、「重要だな」と思える先生の解説を書き込み、この一冊を完璧に覚えるつもりで何度も目を通しました。

文字を読むと同時に視覚的な理解も進むので、知識の定着という意味では効果的でしたね。

フォーサイトホームページ「合格者の声」より引用

フォーサイトのテキストは「合格点主義」を謳うだけあり、重要ポイントがわかりやすくまとめられています。また、フルカラーなので視覚的にも図表等が覚えやすいのが特徴です。

テキストの各項目には、次のように重要度を区分して、わかりやすく示しています。

  • 超重要Aゾーン
  • 重要Bゾーン
  • 必須Cゾーン

上記の重要度に加えて、フルカラーの強みを活かし、重要な語句を赤(必ず選択式対策が必要)青(重要な語句)、さらには太字(注意すべき表現)に分けていますから、暗記シートを使った学習にも役立つでしょう。

下のポストをご覧頂きますと、テキストには十分な余白があることがわかります。余白に注釈などを書き込むことで、オリジナルテキストに作り上げることも可能です。

フォーサイトのテキストは、eラーニングシステムの「Manabun」でも閲覧でき、さらにはPDFファイルとして、ご自身のデバイスに保存することができます。

PDFファイルならば、デバイスの機能を使って(もしくはアプリを使って)、ファイル上に書き込みをすることが可能です。

タブレットにPDFファイルを取り込んで書き込む方法は、下の参考リンクをご覧ください(「GoodNotes」の使い方)。

実際に受講生の方が、iPadを使って書き込みをされている様子をポストされていました。その様子を下に掲載しておきます。

社労士M
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テキストをPDFファイルに変換して、デバイスに保存すれば持ち運びも楽ですし、ファイルに書き込みもできますね。

ちなみにフォーサイトの講義では、テキストの該当ページが講義画面に表示されますので、テキストが手元になくても学習ができます。

下の講義サンプル(労働時間のルール)をご覧頂きますと、テキストの該当箇所が画面に表示されていることが分かります。

社労士M
社労士M

スマホやタブレットをお持ちの方ならば、テキストをいつでもどこでも見ることができますね。

余談ですが、受験生YouTuberであり、フォーサイトの受講生でもある「かぶとむしお」さんは、他社と比較してもフォーサイトのテキストはわかりやすいと高く評価されています。くわしくは下の動画をご覧ください。

過去問題集について

フォーサイト社労士通信講座で使用する問題集は、過去問題集です。

この過去問題集もテキストと同様に、「合格点主義」に基づいていますので、合格するために必要な問題を厳選して掲載しています。

過去問題集の仕様ですが、左のページには問題が、右のページには解説が掲載されていています。この仕様ならば、受講生が右に目線を移すだけで解説を見れるので、問われた論点を素早く理解できるでしょう。

テキストのところでも紹介した合格者の方は、過去問題集の感想を次のようにお話されています。

テキストの内容を理解する上で、問題集は欠かせないツールでした。問題を解くことで分かってくることも多く、何度も反復して取り組みましたね。

その際には一つひとつの選択肢について、正誤だけではなく「どこが違うのか」を意識してしっかりと根拠を言えるようになるまでやり込みました。

テキストと問題集の併用でしっかりと“解く力”が養われていたので、試験本番でも比較的動じることなく落ち着いて解き進めることが出来たと思います。

フォーサイトホームページ「合格者の声」より引用

合格点主義を謳う過去問題集を繰り返し解くことにより、学習知識そのものを過去問「で」覚えることができます。

過去問「で」覚える場合、合格者の方がいわれるよう「しっかりと根拠を言えるようになるまでやり込む」ことが重要です。

「根拠を言える(もしくは論点を説明できる)」ということは、知識が定着していることの証ともいえるでしょう。

過去問「で」覚える重要性については、フォーサイト社労士通信講座の講師である二神先生もお話されています。くわしくは、下のYouTube動画をご覧ください。

過去問題集のサンプルをご覧になりたい方は、こちらをクリックしてください(PDFファイルが開きます)。

なお、フォーサイトの過去問題集には、解答時間の目安が設定されているので、解いた時点での実力を測ることもできます。

社労士M
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解答に要した時間で、実力を測ることができるのも、フォーサイト過去問題集のメリットの一つですね。

スキマ時間を意識した学習スケジュール

フォーサイトの社労士通信講座は、下図のスケジュール(2024年)を推奨しています。

出典:フォーサイト社労士通信講座ホームページ

スケジュールに開始時期は掲載されていませんが、フォーサイトは「最短5か月で社労士試験合格を目指せる」と謳っています。

「合格点主義」のフォーサイトは、講義時間の合計が約101時間と短く、さらに1コマ15分とコンパクトに収っています。そのため休憩や移動・通勤などのスキマ時間に視聴することでスピード合格が狙えるのです。

スキマ時間をうまく活用して、インプットとアウトプットを繰り返していけば、学習期間5ヶ月でも直前対策講座が始まる7月下旬までに講義を終えるのは十分に可能でしょう。

ただし、学習経験が乏しい方や本試験で合格基準点をかなり下回った方(例えば択一式試験の総得点が35点未満のような方)は、短い期間で講座に取り組むには無理があると思います。

学習経験の乏しい方は、遅くとも試験年の1月までに受講開始することをオススメします。

ちなみに下の表は、フォーサイトと他のスクールの教材発送(配信)スケジュールを比較したものです。

スクール発送(配信)スケジュール直前対策の開始時期
8月中旬~翌年3月中旬翌年5月中旬~
8月下旬~翌年4月中旬翌年7月下旬~
8月下旬~翌年4月中旬翌年6月上旬~
7月下旬~翌年3月上旬翌年4月上旬(総まとめ講座)~

他社と比べて発送(配信)スケジュールは遅くありませんし、ベースとなる基礎講座は、4月中旬までにすべての科目が発送されます。

社労士M
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当ブログでは、フォーサイトでスピード合格ができるのか否か考察しています。スピード合格に興味がある方は、ぜひご覧になってください。

受講生を支える学習サポート

フォーサイトは「通信講座」でありますが、充実した学習サポートが用意されています。

受講生はフォーサイトのeラーニングシステム「ManaBun」を使って質問することができます。

質問しますと数日後に合格者スタッフから回答が送られてくるようです。

質問の上限は、バリューセットの種類によって異なりますが、10回~15回となっています。

なお、フォーサイトの公式サイトによれば、受講生の年間平均質問数は3回なので、10回~15回も質問できるのならば、制限があることに不満は感じないでしょう。

2022年試験にバリューセット3を受講して合格された方は、フォーサイトの質問システムについて、次のような感想をお持ちのようです。

【Question】
フォーサイトの質問箱は利用されましたか?

【Answer】
具体例を交えて詳しい内容まで答えていただけて、とても良かったです。

早い時は数時間で返答が返ってきて、遅い時でも2~3日くらいだったので、まだ自分が質問内容を覚えている時に返答が返ってきてすごく良かったです。すぐに質問出来るので、利用しやすかったです。

フォーサイト社労士通信講座「合格者インタビュー」より引用

下のポストは、フォーサイト社労士通信講座を受講して合格された方のものですが、受講中に質問することは一度もなかったようです。

初学者の場合は、学習を進めて行く中でつまづくことは多々あるでしょうが、学習経験者であれば、ある程度の学習知識は備わっているので、質問をしなくても講座を進めていけるのでしょう。

下の動画は、先ほどもご紹介しました「かぶとむしお」さんのYouTubeで、質問した際の感想をお話されています。講師の迅速な回答に驚きを隠せない様子です。

フォーサイト社労士通信講座のメリット

ここでは、フォーサイト社労士通信講座のメリットを幾つか挙げていきます。

eラーニングシステム「ManaBun」の使い勝手が良い

「ManaBun」が、フォーサイト受講生向けのeラーニングシステムであることはすでにお伝えしました。

過去にフォーサイトを受講された方は「道場破り」という名称で覚えているかもしれません。

ManaBunは、マルチデバイス対応なので、移動時間や外出先でも利用できますし、講義の動画・音声をダウンロードできますので、通信環境に左右されずに視聴することが可能です

さらに、製本された教材の全て・・がManaBunにより閲覧できますから、防水機能の備わったデバイスを使用すれば、入浴中でも学習することができます。

その他のManaBunには、進捗管理できる機能が備わっています。進捗管理することにより、進み具合の遅い科目や項目が素早く確認できますので、そこを重点的に学習することが可能です。

下のポストはフォーサイト受講生のものですが、進捗管理(スケジュール管理)を上手に利用して、学習にメリハリをつけているのがわかります。

下のポストは、ManaBunを使って学習スケジュールを組んでいる方のものです。ManaBunを使えば自身の進捗状況に応じてスケジュールが組み直すこともできます。

「ManaBun」で提供される問題演習機能が秀逸である

ManaBunはとても使い勝手が良く、多くの学習コンテンツを利用することができます。

特に問題演習機能が豊富で、受講生からの評判も良いので、ここではManaBunで利用できる問題演習の特徴と評判についてお伝えします。

確認テスト

「確認テスト」は、ManaBunで利用できる問題演習機能のひとつで、制限時間内に正誤判断(○×を選ぶ)をし、解答後に解説が表示されます。

1回のテストで20問が出題され、すべて解答すると正答率や「過去の得点履歴」を見ることができます。

下のポストをされた方は、年金の事例問題に取り組む前に確認テストをおこない、知識の整理と応用を図っています。

また、下のポストをご覧いただくとわかるように、確認テストはテキスト(基礎講座)にも対応していますので、学んだ知識の定着を図ることが可能です

社労士M
社労士M

確認テストのスタート画面には、テキストのどの範囲からの問題かが表示されます。
復習が疎かになっている範囲に挑むことで、理解度の確認にも役立つでしょう。

チェックテスト

チェックテストは、テキストの各章の学習が終了した際に、実力を「チェック」するために取り組むものです。

基礎講座でインプットした内容を、本試験ではどのように出題されるのか体感でき、確認テストと同じく制限時間内に正誤判断(○×を選ぶ)をします。

ちなみに、バリューセットの受講生に限り「復習レコメンド(関連の教材で復習する)機能」が利用でき、解答後に基礎講座で学びなおすことができるのです。

下のポストは、フォーサイトの二神先生のものですが、復習レコメンド機能についてわかりやすく紹介しています。

この機能により、解答後直ちに関連教材で復習できますから、知識の定着には大いに役立つでしょう。

受講生からも、こうした機能を歓迎するツイートが寄せられています。

下のYouTube動画では、二神先生がチェックテストを実演されています。受講を検討されている方は一度ご覧ください。

過去問一問一答演習(バリューセット3限定)

ManaBunの問題演習機能としては、今まで紹介した2つテストの他に「過去問一問一答演習」があります。

この過去問一問一答演習ですが、利用できるのがバリューセット3の受講生のみとなっています。

もし利用する場合は、バリューセット3での申込みが必要です。

過去問一問一答演習は、読んで字の如く、過去問を1肢ごと解答していくものです。

この機能の特徴は、「○」「×」2つの選択肢だけではなく、「たぶん○」「たぶん×」「わからない」を加えた5つの選択肢で解答できることです。

「たぶん」と答えた問題を、繰り返し解くことにより、苦手意識を払拭して理解を深めることができます。

下のポストはフォーサイト受講生のものですが、一問一答演習の説明が細かいと評価されており、とても重宝しているようです。

下のYouTube動画は、二神先生による過去問一問一答演習のガイダンスです。使い方や特徴について丁寧にお話されていますので、一度ご覧ください。

下のポストは、フォーサイトの松尾先生のものですが、過去問一問一答演習でも復習レコメンド機能が備わったとアナウンスしています。

社労士M
社労士M

過去問一問一答演習で復習レコメンド機能が利用できますから、「たぶん」と答えた問題も即座にテキストで確認することができますね。
この機能により今まで以上に理解を深めることができるでしょう。

条件を満たせば「全額返金」される

バリューセット3の受講生限定ではありますが、仮に不合格であった場合でも、一定の条件を満たせば受講料(121,800円:2023年10月時点)が全額返金されます。

全額返金を受けるための条件は次の4つです。

  1. 本試験前日までに「Manabun」の確認テストで、100点を得点すること。
  2. 「Manabun」で学力テストを受験して、選択式と択一式の二つの学力テストで上位11%に入ること(2024年度試験対策講座の場合)。
  3. 本試験で合格最低点(総得点の合格基準点)に1点加えた点数を得点すること及び、選択式と択一式の科目別合格基準点を満たさない科目が2つ以上あること。
  4. 合格発表後に必要書類を提出し、使用した教材を返送すること。

正直なところ、初学者や学習経験の乏しい方には厳しい条件です。ただし、ある程度の学習経験があり、過去の試験で総得点で合格基準点を超えた方ならば、条件をクリアするには難しくないと思います。

社労士M
社労士M

旧ツイッターで受験生のツイートを見ていると、総得点で合格基準点を超えている方は少なくありません。そのような上級者には、フォーサイトのバリューセット3をオススメします。

【補足】バリューセットについて

フォーサイト社労士通信講座の「バリューセット」は、単科で販売されている講座をセットで購入すると、価格が安くなります。そのため「バリュー」と称しているのです。

例えば基礎講座と過去問講座を単科で購入すると、受講料の合計は115,600円になりますが、バリューセット1で購入すれば、78,800円ですので36,800円もお得になります。

下の表はフォーサイト社会保険労務士通信講座で提供されている各バリューセットの情報一覧です。価格や受講できる講座などを比較していますので、購入の際の参考にしてください。

コース名バリューセット1バリューセット2バリューセット3
価格78,800円(税込)110,800円(税込)121,800円(税込)
受講講座
  •  基礎講座
  • 過去問講座
  • 基礎講座
  • 過去問講座
  • 直前対策講座
  • 基礎講座
  • 過去問講座
  • 直前対策講座
  • 過去問一問一答演習
教育訓練給付金制度利用の可否利用できます利用できます利用できます
質問サービス10回まで無料15回まで無料15回まで無料
その他 不合格の場合、一定の条件を満たすと全額返金されます。

eライブスタディでモチベーションが保てる

eライブスタディとは、月2回程度でおこなわれるライブ配信講義のことです。

ライブ配信は定期的におこなわれますから、学習のペースメーカーにもなる上、他の受講生も参加するのでモチベーションが保てるでしょう。

eライブスタディはライブ配信ですから、講師に質問ができたり(チャット機能)、講師の出題した問題をリアルタイムで解答することができます。

しかも、出題された問題の解答分布が表示されますから、他の受講生と比較することも可能です。

多くの受講生が参加するeライブスタディはとても好評で、「わかりやすく面白い」と受講生がポストされています。

下のYouTube動画では、eライブスタディを活用した学習法について、担当講師である二神先生がお話されています。受講を検討されている方はご覧ください。

フォーサイト社労士通信講座のデメリット

ここまでは、フォーサイト社労士通信講座の「良いところ(メリット)」をお伝えしてきましたが、ここからは、「悪いところ(デメリット)」をお伝えします。

直前対策講座の開始時期が遅い

フォーサイト直前対策講座の教材発送時期は、7月下旬となっており、本試験までの学習期間が約1ヵ月程度しかありません。

そのため、直前期に学習時間を確保するのが難しい方にはタイトなスケジュールとなるでしょう。

受験生YouTuberで、フォーサイトの受講生でもある「かぶとむしお」さんは、直前対策講座の発送時期があまりにも遅く、しかも基礎講座とリンクしていないと、動画にて不満を述べています。

Xでも、届くのが遅いので消化できないとポストされている受講生がいました。

フォーサイトを受講しつつも、早めに直前対策を講じたい方は、市販の教材等を使い、先取りで学ぶ必要があるでしょう。

「直前対策(2023年)」で受講できる科目と講義時間、教材発送時期は下の表のようになっています。

講座名講義時間教材発送時期
法改正対策編2時間47分2023年7月上旬
白書・統計対策編3時間3分同上
横断まとめ編2時間52分同上
択一対策編4時間50分同上
選択対策編3時間26分同上

学習経験者には物足りなく感じる

フォーサイトの社労士通信講座は「合格点主義」なので、合格するために必要となる知識だけを学びます。

そのため、過去に出題された論点を中心に構成されており、深堀りをしたい学習経験者には物足りなりなく感じるでしょう。

アガルートアカデミーのように、本試験カバー率90%超のテキストであれば、深堀りした学習はできますが、フォーサイトのテキストは論点を深掘りしていないので「なぜ?どうして?」といった疑問が解消されず、不満を感じるかもしれません。

下のポストはフォーサイトの受講者のものですが、講義動画で「各自でお目通し」と省略することが多々あると不満を述べています。

要するに合格点主義を謳うフォーサイト社労士通信講座は、効率よく合格点を目指したい方に向いている講座といえます。

フォーサイト社労士通信講座が向いている方

ここでは、フォーサイト社労士通信講座の特徴等を踏まえて、どのような方に向いているのかをお伝えします。

初学者の方

フォーサイト社労士通信講座の基幹講座は「基礎講義」ですから、その内容は初学者でも理解できるものとなっています。

また。合格点主義を謳っていますので、深掘りした論点は掲載されていません。ゆえに初めて社労士試験の学習に取り組む方でも、学びやすいものといえるでしょう。

実際、実務経験がなく、知識ゼロの状態の方がフォーサイトで学び、知識の定着を図ったことをポストされています。

社労士M
社労士M

フォーサイトのテキストは、読みやすく簡潔にまとまっていますので、初学者向けの内容といえますね。

短期間で効率よく合格したい方

学習に費やす期間は、初学者と学習経験者では違ってきますが、試験科目の多い社労士試験ですと、それなりの期間は必要となります。

ただフォーサイトの社労士通信講座は「合格点主義」を謳っていますので、網羅的な学習はしません。

受験生

とにかく要点だけ学んで合格を目指したい。

このような考えをお持ちの方には、フォーサイト社労士通信講座は向いているでしょう。

なお、短期間で効率よく合格(スピード合格)できるか否かについては、当ブログで検証しています。その記事を下にリンクしましたので、受講を検討されている方はぜひご覧ください。

スキマ時間を活用して学習を進めたい方

すでにお伝えしましたが、フォーサイト社労士通信講座は、1コマ15分とコンパクトに収っていますので、休憩や移動・通勤などのスキマ時間に視聴できます。

下のポストはフォーサイトの受講生のものですが、実際、スキマ時間を使った学習でも、十分に理解ができることがわかります。

わずかなスキマ時間を活用して、インプットとアウトプットを繰り返せば、効率よく合格を目指せます。

学習時間の確保が難しい方には、スキマ時間での学習が可能なフォーサイト社労士通信講座は向いているでしょう。

フォーサイト社労士通信講座の体験方法

ここまで、フォーサイト社労士通信講座について詳しくお伝えしてきました。

この記事を読んで、受講をお考えの方には、まず講義を無料体験することオススメします。

ウェビナーに参加する

まずは無料体験といいましたが、フォーサイトではウェビナーも開催しています。

開催は不定期ではありますが、申込が可能でしたら一度参加してみましょう。

ウェビナーの詳細はこちらのページをご覧ください。

資料請求をして講義を体験する

フォーサイト社労士通信講座に資料請求しますと、講座を無料体験することができます。

しかも資料請求された方は、割引クーポンが受け取れますし、その他特典も付いてくるのです。

下のポストはフォーサイトに資料請求された方のものですが、多くのサンプルと特典が送付されています。受講前に目を通せば、ご自身に合うか十分に判断できるでしょう。

資料請求と無料体験の詳細は、こちらのページをご覧になってください。

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