フォーサイト社労士講座でスピード合格できるのか【評判と特徴から考察】

社労士試験対策講座
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受講生Aさん

今まで何度か社労士試験にチャレンジしてきましたが、あとわずかのところで合格できず、次の受験は諦めました。
しかし合格発表から数ヶ月経過した現在、やはり諦めきれず、再チャレンジしたいと思っているのですが、学習期間が通常より短くても合格は目指せるのですか?

受講生Bさん

何年か前に一度、社労士試験を受験したのですが、選択式試験で足切りに遭い不合格になりました。
その時以降、受験せずにいましたが、最近、学習時間が確保できるようなったので、再度、社労士試験を受験しようと思います。
ただ短い学習期間でも合格は狙えるのでしょうか?

社労士M

短期間の学習で合格することはできます。実際、私は、平成23年社労士試験を学習期間4ヵ月弱で合格しています。

ただ私が受験した当時に比べて、現在の試験レベルは難化していますので、スピード合格を目指すのでしたら、受講生合格率の高いスクールを利用したほうがいいでしょう。

そこで今回は、受講生合格率が20%超のフォーサイト社労士講座を受講して、スピード合格できるのか否かを私の視点で考察してみようと思います。

✔今回の記事でわかること

  • 初学者は学習期間4ヵ月で合格できるのか
  • 学習経験者は学習期間4ヵ月で合格できるのか

フォーサイト社労士講座でスピード合格できるのか

まずは、下に貼りました合格者の声(インタビュー)をご覧ください。

この動画は、フォーサイト社労士講座「バリューセット1」を受講して合格された方のインタビューです。

この方は、働きながらフォーサイトを受講して、学習期間わずか4ヵ月のスピード合格を果たしたそうです。➡インタビューの概要についてはこちらをご覧ください。

バリューセット1についてのくわしい情報は、当ブログの記事をごらんください。

インタビューの方は、社労士試験が難化する前の平成25年試験に合格されていますが、平成25年試験の合格率は5.4%と難化する前では過去最低であり、選択式の科目補正も1点に補正された社一以外は「原則」の基準によりおこなわれ、現在の社労士試験と同レベルの試験でした。

下の表は、平成25年(第45回)「選択式合格基準点」です。6つの科目で平均点が3点を下回っており、いかに難易度が高かったが分かります。

科目 補正基準点 平均点 0点以下割合 1点以下割合 2点以下割合
社一 1(例外) 1.3 24.5% 60.7% 86.5%
健保 2(原則) 1.4 19.9% 57.0% 84.6%
労災 2(原則) 1.5 13.2% 49.9% 85.5%
雇用 2(原則) 2.4 37.9% 54.7%
厚年 2.9 19.6% 40.0%
国年 3.1 21.8% 37.9%
労一 2.7 13.9% 43.6%
労基 3.3 4.7% 21.1%

参考サイト:社労士試験合格基準点開示データと情報公開審査会答申

このような難しい年の試験を受験して、スピード合格された方のインタビューなので、現在の社労士試験で合格を目指す方には、とても参考になると思います。

今回は、この方の学習方法を参考に、フォーサイト社労士講座を受講すれば4ヵ月で合格することができるのかを考察していきます。

今回の記事を担当する私の紹介

社労士M

社労士Mと申します。

平成23年(2011年)の試験で合格しました。本試験までの学習期間は4月上旬から試験前々日までの4ヵ月弱です。

受験回数は平成20年と同23年の2回、学習方法は共に独学でした。

平成26年には特定社会保険労務士を社労士名簿に付記しています。

社労士試験合格後も、社労士向けのセミナー講師や書籍執筆等により研鑽を積んできましたので、読者の方々へ有益な情報を提供できると自負しております。

テキストからの考察

フォーサイト社労士講座で使用されるテキストは、基礎講座に対応したものが10冊、直前対策講座に対応したものが5冊、入門講座テキストに対応したものが1冊、用意されています。

インタビューの方は「バリューセット1」を受講されていますから、入門講座用のテキスト1冊と基礎講座用のテキスト10冊を使用されたのでしょう。

この方は、テキストに関して次のようにお話されています。

1ページ1ページ、覚えるべき箇所がちゃんと記憶に残ります。
重要度で色分けされているフォーサイトのフルカラーテキストは、見やすく、勉強していて記憶に残るページ展開が良かったと思います。講義DVDを見る時には必ず開き、「重要だな」と思える先生の解説を書き込み、この一冊を完璧に覚えるつもりで何度も目を通しました。
文字を読むと同時に視覚的な理解も進むので、知識の定着という意味では効果的でしたね。

フォーサイトホームページ「合格者の声」より引用

まずはフルカラーテキスト(サンプル)をご覧ください。

テキストの各項目には次のように重要度が示してあります。

  • 超重要Aゾーン
  • 重要Bゾーン
  • 必須Cゾーン

インタビューの方はテキストについて「1ページ1ページ、覚えるべき箇所がちゃんと記憶に残ります。」とお話されています。

このテキストは、上記のような重要度だけではなく、フルカラーの強みを活かして、重要な語句を(必ず選択式対策が必要)(重要な語句)、さらには太字(注意すべき表現)に分けていますから、読む方の記憶に残るのです。

さらにイラストも豊富なので、語句だけではなく、イラストにより記憶の定着が図れます。ツイッターでもテキストの挿絵が記憶に残りやすいとツイートされている方がいました。

と、ここまで読んで、「フォーサイトの良いことしか書いていない」と思われた方もいるでしょう。もちろんスピード合格を目指す際の難点については、後で考察しますので、もうしばらく読み進めてください。

合格点主義のテキスト

フォーサイトの社労士講座は「合格点主義」を謳っています。

合格点主義とは、満点を得るための網羅的な学習ではなく、合格するために必要な知識だけを学習する考え方です。

この合格点主義に基づいて提供されるテキストは、フォーサイト独自のシステムにより、膨大な過去問をデータベース化して分析し、出題トレンド・難易度・所用学習時間を繊細に算出し、合格点に照準を合わせています。

その上、不必要と思われる論点は大胆にカットしているので、学習時間を圧縮することができているのです。

合格点主義に基づく基礎講座は、テキストに比例して約64時間と短くなっています。

その講義の短さは、約145時間のアガルート社労士講座や約109時間のスタディング社労士講座と比較しても、際立っていることが分かります。

とはいっても、テキストのページ数は決して少ない訳ではなく、基礎講座用のテキストの総ページ数は2,544ページとなっています。

下の表は、フォーサイトで使用されるテキストの科目別ページ数です。

労働基準法 272ページ
労働安全衛生法 176ページ
労働者災害補償保険法 224ページ
雇用保険法 256ページ
労働保険徴収法 176ページ
健康保険法 304ページ
国民年金法 272ページ
厚生年金法 288ページ
労務管理その他の労働に関する一般常識 304ページ
社会保険に関する一般常識 272ページ

私の考察

このテキストを使い、4ヵ月で合格を目指すのは、初学者では難しいかもしれません。

初学者は学ぶべき重要論点が多いため、短期間で合格レベルに到達するのは厳しいと言わざるを得ません。

ただし学習経験者は、重要論点は学習済ですから、テキストの「必須Cゾーン」を重点的に学習しつつ、さらに過去の学習で苦手であった項目を再確認していくことで、短期間で合格レベルに到達することは不可能ではないと思います。

インタビューに出演された方は、お仕事をされていたようですが、平日3時間程度、休日は8~9時間の学習時間が確保できたので、初学者であっても合格することができたのでしょう。

4ヵ月間、ないしは短期間で、2,544ページもあるテキストをこなすのは、過去に学習経験がある方か、または学習時間がある程度確保できる方でないと厳しいかもしれません。

ちなみに、フォーサイトのテキストを「厚い」とツイートされている方がいました。ただし、基礎からしっかりと学べるともツイートされているので、テキストそのものは初学者に向いているといえるでしょう。

こちらの方は、詳しい解説が初学者の挫折を防ぐと評価されています。

徹底した「合理性」を突き詰めているテキストなので、内容さえ理解すれば合格レベルには到達できるでしょうが、短期間での到達は、学習経験のない方には厳しいかもしれませんね。

講義からの考察

フォーサイト社労士講座の講義は、eラーニングシステムの「ManaBun」を利用して視聴することになります。

もちろん講義データのダウンロードはできるので、通信環境を気にせずに学習することも可能です。

短期間での合格を目指すには、隙間時間での視聴はもちろんのこと、再生速度を速めて視聴する必要があります。

講義動画は倍速再生ができますので、繰り返しの視聴・学習をされる方に役立つでしょう。

インタビューの方はDVDで講義でしたから、通常の再生速度で視聴していたようですが、現在はeラーニングシステムを利用できるので、わずかな隙間時間にも倍速にして視聴することができます。

なお、インタビューの方は、講義の視聴に際して次のような点に注意していたようです。

初めての受験ということもあり、正直一回見ただけでは理解できないことも多かったと思います。最初はDVDの音声を耳で聴きつつ、テキストを読むことでひたすら授業に集中していました。
二回転目からはしっかり画面を見るようにし、先生がどんなことを強調されているのかに着目しながら理解重視で臨みました。
フォーサイトホームページ「合格者の声」より引用

初学者の場合、重要な論点を覚えるためにテキストを読み込む必要があります。

しかし読み込むだけでは論点は理解できません。講義音声を聴きながら、テキストを読むことで理解が深まるのです。

下の動画は、二神講師による実際の講義映像(サンプル)です。滑舌良くお話されるので、倍速にしても理解できるのが分かります。

また、どうしても長くなりがちな判例の解説は「各自でお読みください」としており、フォーサイト社労士講座がスピード合格を目指す方にとって、いかに合理的であるかが分かるでしょう。

真面目な受験生は、どうしてそのようなルールになっているのかと深掘りしてしまう傾向にあります。

そうした無駄な学習を防ぐためにも、二神講師の「各自でお読みください」の箇所は、あえて学習しない(ないし余裕があれば読んでみる)と割り切ってしまえば、スピード合格も難しくはないはずです。

私の考察

初学者は倍速ではなく、通常の速度で学ぶ必要があります。そのため視聴時間は、最低でも64時間+α確保しなければなりません。

また、インタビューの方は「二回転目からはしっかり画面を見るようにし、先生がどんなことを強調されているのかに着目しながら理解重視で臨みました。」とお話されています。

初学者の場合、多くの論点を理解しなければなりませんので、インタビューの方のように「しっかりと画面」を見れるほどの学習時間は確保したいところです。

学習経験者の場合は、すでに重要な論点は把握していますので、画面をしっかりと見る必要はありません。

重要な論点は倍速で再確認しつつ、苦手な科目・項目を通常の速度で視聴して理解を深めれば、スピード合格は十分に狙えるでしょう。

社労士M

初学者が、4ヵ月で合格レベルに到達するには、ある程度の学習時間を確保しなければなりません。重要な論点を理解するために「しっかりと画面を見」ながら講義を視聴するには、最低でも8ヵ月の学習期間は必要でしょう。

問題集からの考察

フォーサイト社労士講座では、過去問題集が受講生に提供されます。

この過去問題集は、過去5年分のすべての過去問に加えて、それ以前に出題された重要な問題も掲載されていますので、市販の問題集を購入する必要はないでしょう。

重要な論点を理解するには、問題集を反復して取り組む必要があります。

私自身、合格した年は過去問1冊を5回+α繰り返して、出題されそうな論点を理解しました。

特に初学者は、重要な論点を多く理解しなければならないので、講義で学んだ項目を、間を置くことなく過去問題集でアウトプットして知識の定着を図ることになります。

なお、インタビューの方は問題集で学習した感想について、次のようにお話されています。

テキストの内容を理解する上で、問題集は欠かせないツールでした。問題を解くことで分かってくることも多く、何度も反復して取り組みましたね。その際には一つひとつの選択肢について、正誤だけではなく「どこが違うのか」を意識してしっかりと根拠を言えるようになるまでやり込みました。
テキストと問題集の併用でしっかりと“解く力”が養われていたので、試験本番でも比較的動じることなく落ち着いて解き進めることが出来たと思います。

フォーサイトホームページ「合格者の声」より引用

過去問題集で理解を深める場合、インタビューの方がいわれるように「しっかりと根拠を言えるようになるまでやり込む」ことが重要です。根拠を言えるということは、知識が定着していることの証ともいえます。

ちなみに、フォーサイト二神講師による「過去問演習の効果的な勉強法とは!?」と題する動画がYouTubeにアップされていたので、過去問題集を解く際の参考にしてください。

私の考察

二神講師は、先ほどの動画の中で「ちゃんと勉強を重ねてきた。だかこそ、それほど強くこだわれた」というお話されています。

学習経験者であれば、自身の知識に強いこだわり(もしくは知識が正しいと思える根拠)はありますが、初学者の場合は、強いこだわりを持つほどの学習経験がありません。

問題演習で間違えた際、不安になり、何度も何度も確認していては、短期間で合格することはできません。

学習経験豊富な受講生であれば、正しいと思える根拠がしっかりしているので、過去問を間違えても不安になることは少なく、スムーズに問題演習をこなしていけるでしょう。

スピード合格を目指すには、いかに強くこだわれるかが、重要なのです。

フォーサイト社労士講座でスピード合格できるのかの結論

私の結論としては、学習経験者、特に過去の本試験で、総得点では合格基準点を超えた方ならば、学習期間4ヵ月での合格は十分と考えます。

なぜならば、自身の知識が正しいと思える強い根拠を既に持っていますし、苦手な科目・項目は、合理性を突き詰めた講義により短期間で克服できるからです。

しかし初学者は、重要な論点から学習しなければなりませんし、正しいと思える強い根拠もありませんので、学習知識の定着には時間がかかります。

このような考察から、フォーサイト社労士講座を受講した場合、初学者は8~10ヵ月、学習経験者は4~6ヵ月の学習期間でスピード合格を果たすことができるとの結論に至りました。

フォーサイトの社労士講座は、教育訓練給付金制度利用者の合格率は21.3%と高く、焦らず講座に取り組めば十分に合格を狙うことができます。

もちろんインタビューの方のように、初学者でも多くの学習時間が確保できるのでしたら、学習期間4ヵ月でのスピード合格は可能かもしれません。ただ、5人に1人が合格できる講座ですので、無理をせずに時間をかけて学習することをオススメします。

教育訓練給付制度対象で受講生合格率20.6%のフォーサイト社労士講座への申込はこちらをクリックしてくださいさい

 

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