【初学者におすすめ】生涯学習のユーキャン社労士講座【評判と合格実績】

社労士試験対策講座
この記事は約17分で読めます。
受験生Aさん

私が子供の頃から「ユーキャン」という名前はよく耳にしますけど、ユーキャンの社労士講座も歴史は長いのですか?

受験生Bさん

昔ながらの添削指導をしているユーキャンでは、満足な通信講座が受けられないのではと不安になります。

社労士M

今回の記事では、「ユーキャン」社労士講座に対するこうした質問や不安に、現役の社会保険労務士である私がお答えしつつ、講座の特徴や問題点などもご紹介します。

この記事を読み進めて頂きますと、次のことがわかります

  • ユーキャン社労士講座を受講されている方の初学者割合
  • 講座で使用するテキストの特徴
  • eラーニングによる動画講義や正誤問題の特徴
  • ユーキャン社労士講座のフォロー体制
  • 教育訓練給付金制度を利用している受講生の合格率

今回の記事では、ユーキャン社労士講座の特徴や問題点、合格実績などを読者の方々にわかりやすくお伝えしていきます。

なおユーキャン社労士講座の受講を検討されている方は、下のリンク「ユーキャン社労士講座ホームページ」より資料請求することもできます。

生涯学習のユーキャン社労士講座

今回は、通信教育のパイオニアとして知られる「ユーキャン」の社労士講座について、現役社労士である私が講座の特徴や問題点等をお伝えします。

どうぞ最後までお付き合い、よろしくお願いします。

なお、当ブログではユーキャン社労士講座を含め初学者向けの通信講座を比較した記事を用意していますので、受講を検討されている方は、下にリンクした記事も参考になさって下さい。

本記事を担当している私の紹介

社労士M

私がこの記事を書きました。

名前:社労士M

経歴:平成23年(2011年)社労士試験に合格しました。その後、平成26年(2014年)に「特定社労士」を社会保険労務士名簿へ付記して、労使紛争の解決に取り組んでいます。
「特定社労士」とは、個別労働紛争における代理人としての業務が認められた社労士のことです。
社労士試験合格後は、都道府県社労士会の判例研究会や労働紛争研究会などの研究団体に所属して、労務管理に関する書籍執筆にも参加しました。

社労士試験合格後も、社労士向けのセミナー講師や書籍執筆等の研鑽を積んできましたので、読者の方々へ有益な情報を提供できると自負しています。

合格のためにスクールの社労士講座を勧める理由【難易度からの理由】

ユーキャン社労士講座の情報をお伝えする前に、社労士試験が難化したことについてお話させてください。

社労士試験は平成27年(2015年)から著しく難化しました。

下の表は、現行の試験制度がスタートした平成12年から平成26年までの平均合格率です。

ご覧のとおり、表の期間の平均合格率は8.4%となっています。

ところが、試験水準が難化した平成27年以降の平均合格率(下の表)は5.5%まで低下しており、近年の合格率は6%台で推移していました。

ただ、直近の令和3年社労士試験では、近年にしては珍しく7.9%という合格率となりましたが、そのことで難易度が低下した訳でありません。くわしくはこちらの記事をご覧ください。

また社労士試験が難化した詳しい理由については、当ブログの記事「社労士試験の難易度【選択式の過去と現在】」で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください

ところで資格スクール受講生の合格率ですが、平成27年以降も概ね10%~20%で推移していることから、難化した社労士試験の対策としては、スクールで合格するための知識やテクニックを学ぶことが真っ先に挙げられるでしょう。

難化したといっても、試験制度自体は20年以上変わりありませんし、多くの合格者を輩出している社労士講座ならば、合格点に到達するためのカリキュラムを受講生に提供できるはずです。

今回ご紹介する「ユーキャン」の社労士講座は、毎年多くの受講生を合格へと導いており、現行の試験制度で合格を目指す方にはおすすめの講座です。(「ユーキャン」社労士講座の合格率は後述します)

本記事では、現行の試験制度で合格した私が、ユーキャン社労士講座がどのような講座を提供しているのを、解説を交えながら、わかりやすくお伝えします。

ユーキャンについて

ユーキャンの前身は、昭和22年(1947年)に創設されたラジオ教育研究所で、その後、平成14年(2002年)にユーキャン(U-CAN)のブランドをスタートさせました。

ユーキャンの社労士講座は30年以上の実績を誇り、その間に多くの合格者を輩出しています。

近年、インターネット配信による社労士講座が人気を博す中で、あえて古典的とも思われがちの添削指導をつづけるユーキャン。通信学習のパイオニアと呼ばれて久しいユーキャンですが、社労士講座はどのようなものなのか。今回の記事でわかりやすくお伝えします。

ユーキャン社労士講座の情報

下の表はユーキャン社労士講座についてまとめたものです。

講座名 社会保険労務士講座
価格(税込)
  • 一括払い:79,000円
  • 分割払い:4,980円×16回(16か月)=79,680円
使用教材
  • メインテキスト 10冊
  • ガイドブック
  • テーマ別実戦問題集 2冊
  • 過去問攻略集 2冊
  • 会報ASSIST(年4冊)
  • 数字要件チェックシート
  • 基本確認ドリル(「学びオンラインプラス」より利用できます)
  • 添削質問関係書類
学習動画(「学びオンラインプラス」から視聴します)
  • 総合ガイダンス動画(約30分)
  • 科目別ガイダンス動画(約2時間)
  • テキストスピードマスター動画(約30時間)
質問・添削
  • 質問:1日3回まで
  • 添削:11回(総合課題添削1回を含む)
教育訓練給付金制度の利用 利用できます
その他
  • 製本されたメインテキスト10冊と問題集4冊は「デジタルテキスト」にも対応しており、スマホやタブレットで学習すこともできます。
  • 模擬試験(全3回解説動画付き)は講座に含まれていないので、オプションとして申込する必要があります。(価格10,800円)
  • 社労士試験合格後に受講生同士で交流ができる「ユーキャンSRネット」に登録できます(2021年時点で630名登録)
社労士M

ユーキャンといえば添削指導のイメージが強いですが、現在はeラーニングを使った動画配信もおこなわれています。

テキストについて

ユーキャン社労士講座は、受講する82%の方が初学者なので、講座で使用されるテキストは学習経験の少ない方にも理解できる平易な内容となっています。

ユーキャン社労士講座のホームページでも、多くの初学者が受講していることを謳っていて、初めて学習をされる方でも取り組みやすい講座であることが分かります。

ユーキャン社労士講座で使用するテキストには、所々にイラストを交えた解説が掲載されているので、多くの初学者から好評を得ています。

講座で使用するテキストのサンプルは、ユーキャンのホームページでご覧になれますので、受講を検討されている方は、ぜひアクセスしてください。

ユーキャン社労士講座のテキストは、過去9年間の出題傾向をカバーした内容なので、見やすい上に、本試験にも十分対応できる内容となっています。

テキストのページ下部には「穴うめチェック!」と題した問題も掲載されていますから、インプットの最中でも自身の理解度を確認することができます。

またテキストは二色刷りですので、赤いシートで要点を隠せば、選択式試験の対策にもなり、使い勝手の良い仕様です

テキストの各Lessonには「重要度」「頻出度」が表示されており、どの項目を重点的に学習すればよいのかが、一目で分かるようになっています。

社労士M

下のツイートは、受講生の方が届いたテキスト画像をアップしているものです。科目ごとに色分けされていて綺麗なデザインですよね。

テキストはスマホやタブレットでも見ることもできる

ユーキャンのテキストは、スマートフォンやタブレット端末でも見ることができます。

ユーキャンではこれを「デジタルテキスト」と呼び、受講生に提供しています。

製本されたテキスト(メインテキスト10冊)は自宅で使用し、外出先ではデジタルテキストを使って学習すこともできます。

マルチデバイス対応なので、スマホ以外でもPCやタブレット端末でも学習可能です。

社労士M

ただし製本された教材のすべてが、デジタルテキストとして提供されている訳ではないので、注意が必要です。

問題集について

ユーキャンの社労士講座で使用する問題集は「テーマ別実戦問題集」(2冊)と「過去問攻略集」(2冊)の2種類です。

テーマ別実戦問題集は、過去の出題傾向を分析した上で作成されていますので、実戦力を養うのに役立つでしょう。

社労士M

ユーキャンの社労士講座には、開講以来多くの試験データ及び受講生データが蓄積されていますから、分析に抜かりはないでしょう。

過去問攻略集は、過去6年分の試験問題を網羅しているもので、かつ現行法令に基づいた見直しもされています。

試験勉強において、過去問は「宝の山」といわれますので、過去問題集は解説がしっかり理解できるものを選ばなければなりません。

初学者向け講座に自信があるユーキャンなので、過去問題集の解説も、平易で理解しやすいものとなっています。

また、「テーマ別実戦問題集」(2冊)と「過去問攻略集」(2冊)は、デジタルテキストと同じくマルチデバイス対応なので、お持ちのスマホやタブレットでも利用できます。

問題集の詳細については、「ユーキャン」の社労士講座のホームページでご確認ください。

eラーニングシステムについて

ユーキャンのeラーニングシステムである「学びオンラインプラス」は、受講生が無料で利用することができます。

ユーキャン社労士講座は、通信学習なので、添削による指導が原則となっていますが、このeラーニングシステムを利用すれば、メインテキスト全てのLessonについて、ポイントを解説する動画を見ることができます。

この動画は「テキストスピードマスター動画」という名称で、視聴時間は1回あたり5~15分、全科目合計で30時間となっています。

動画では要点や理解すべきポイントが説明されるので、新しいLessonを取り組む前に、ぜひ見ておくべきでしょう。

学ぶオンラインプラスでは、試験対策として欠かすことのできない基礎知識を定着させるために、「基本確認ドリル」も提供されています。

基本確認ドリルは、問題の正誤を判断するのものなので、答えは○×式となっており、初学者でも取り組みやすいでしょう。

ユーキャンの受講生からも、学びオンラインプラスの評価は高いようです。

フォロー体制について

ユーキャンといえば、多くの方が「添削指導」を思い浮かべるはずです。その添削指導は社労士講座でもおこなわれています。

受講生にはユーキャンから「添削課題集」が配布され、科目ごとの課題に取り組みます。課題は終わり次第ユーキャンへ提出し、しばらくすると「講評」が記載されたものが返送されるのです。

「講評」は講師が記載したものですから、自分の弱点などが見えてきますので、復習に役立てることができます。

下のツイートをされた受講生も、課題提出と復習で知識の定着を図っているようです。

社労士M

また添削指導により、講師との距離は近くに感じられますから、受講生が孤独に苛まれることは少ないでしょう。

ユーキャン社労士講座は、講師への質問は無料で何度でもできますので、受講生に対するフォローは、質問等の回数制限のある他のスクールに比べて手厚いと評価できます。

こうしたサポート体制は、講師を50名以上抱えているユーキャンだからこそできるサービスです。まさに通信教育のパイオニアとしての強みといえるでしょう。

下の動画は、講師の方が令和3年本試験について解説をされている動画です。受講を検討されている方は、ぜひご覧になってください。

ユーキャン社労士講座の問題点

通信教育のパイオニアであるユーキャン社労士講座はメリットばかりではありません。ここからは問題点(デメリット)も挙げていきます。

講義動画が各科目のポイントしか見ることができない

このことは、特徴においても既に述べましたが、古典的な通信教育という性質上、各科目の動画講義は、学習ポイントのみの配信となっています。

そのためインプット学習の成果は、受講生個々人の努力が問われることになります。

ツイッターでも添削指導の結果に基づいて、再度インプット学習(復習)に取り組まれている受講生がいました。リアルタイムで講師に頼ることができないためか、覚えることに難渋している様子がうかがえます。

学習経験者には物足りない内容である

初学者にとっては取り組みやすいユーキャン社労士講座ですが、学習経験者には物足りなさを感じる内容かもしれません。

過去問題集は、過去6年分の試験問題を網羅していますが、他のスクールでは過去10年分の問題を用意しているところがあり、それと比べると心許ないです。

また、ユーキャン社労士講座のアピールポイントが「初学者でも分かりやすい」というものですから、「何を覚えればいいのか」「どう理解すればいいのか」ということに難渋しない学習経験者からすれば、物足りなさは否めないでしょう。

テキストがフルカラーではない

ユーキャン社労士講座のテキストは二色刷りで、赤いシートで隠せば選択式試験の対策になることは既に述べました。

しかし他のスクールでは、フルカラーのテキストを用意しているところもあり、それに比べると視覚的には物足りません。

フルカラーであれば、図表などを覚える際に役立つので、覚えた図表・指標等をイメージしやすくなります。

フルカラーの効果を考えれば、二色刷りのテキストでは、物足りなさを感じる受講生も少なくないはずです。

ユーキャン社労士講座の評判と合格実績

最後にユーキャン社労士講座の評判(口コミ)と合格実績についてご紹介します。客観的な評判や合格実績を参考に、ここまで述べてきましたユーキャン社労士講座の情報について信憑性があるか否かを判断してください。

口コミ(Good)

初学で知識ゼロのところから、基礎を習得できたと評価されています。

テキストが読みやすいので、ユーキャン社労士講座のテキストに一本化されたとツイートされています。

ユーキャン社労士講座の充実度に満足されているようです。

口コミ(Bad)

こちらの方は、ユーキャンの動画が通信環境が整っていない場所では見れないとツイートされています。

こちらの方は、ユーキャン社労士講座を受講して不合格となったので、他のスクールの講座を受講しておけばよかったと後悔されています。

合格実績

ユーキャン社労士講座を受講して、本試験を合格された方の人数はユーキャンのホームページで公表されています。

しかしユーキャンが公表している合格者数は、受講生へのアンケート等より集計された数字ですので、客観性が確保されているか否かについては少し疑問符がつきます。

そこで本記事で紹介する合格実績は、ユーキャンが公表したものは使用せず、教育訓練給付金制度を利用してユーキャン社労士講座を受講し合格された方の数字とします。

以下は教育訓練給付金制度を利用してユーキャン社労士講座を受講した方の合格者数及び合格率です。

受講年度 受験者数 合格者数 合格率
令和2年度 553 64 11.6%
平成31年度 500 66 13.2%
平成30年度 216 30 13.9%
合計 1269 160 12.6%

参照:厚生労働省「教育給付金制度」検索ページ

特徴的なのは、平成31年度は前年と比べて受講者数が倍以上の伸びとなっているにもかかわらず、合格率は0.7%程度減っている点でしょう。

ユーキャン社労士講座受講生の初学者の割合は82%であることは既に述べましたが、教育訓練給付金制度を利用して受講される方の多くも初学者である可能性があります。

平成27年(2015年)以降、著しく難化した社労士試験は、初学者が一発で合格するのが難しい試験です。

そのため、初学者の受講生が多いユーキャン社労士講座は、合格者は増えても合格率は伸びていないと考えられます。

とはいえ、平成30年から令和2年の3年間で12.6%の合格率を誇るのは立派ですし、教育訓練給付金制度を利用していない方も含めたら、合格者数は大手スクールにも引けは取らないはずです。

本試験合格率が6%台で推移している中、教育訓練給付金制度利用者の12.6%が合格できるユーキャン社労士講座は、質の高い講座であると評価できるでしょう。

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